マナティ
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マナティ 
(フロリダマナティ、ウェストインディアン・マナティ)

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マナティ

マナティはカイギュウ(海牛)類に属する、水中に暮らす草食の哺乳動物。 体長3メートルから4メートル半、体重は約400キロからまれには1トン半を越す。カイギュウ類には他には東洋の海で暮らすジュゴンがいる。 マナティとジュゴンの外見的な違いは尾ひれで、 マナティのそれが丸いうちわ型なのに対して、ジュゴンのは先が二つに割れた魚型である。 マナティにはフロリダマナティ(ウェストインディアン・マナティ)、アマゾンマナティ、アフリカマナティがいて三種が場所を違えて生息する。 マナティもジュゴンも西洋と東洋の違いはあれ、ともに人魚伝説のモデルになった動物である。 フロリダマナティは現在生息数が約2000頭あまりといわれ、深刻な絶滅の危機にある。

マナティの生態

マナティは非常に穏やかな性質の動物です。私が撮影のために水に入るとすぐに子どものマナティが寄ってきます。「遊んで、遊んで」というように無防備にどんどん近寄ってきて、近すぎて写真が撮れないほどです。 これは水中の巨大な草食動物というマナティの生態に起因したマナティの性格でしょう。 マナティは肺呼吸をするので数分に一度、眠っている間も水面まで浮き上がって鼻で呼吸します。起きている間のほとんどの時間は草を食べているか、移動しているか、昼寝をしているかといった、のんきな生活を好みます。母親は主に一度に一頭の赤ちゃんを出産し、 約2年ほど一緒に暮らすといわれます。母親の乳房は前ひれの脇の下にあり、赤ちゃんは水中で母親の脇の下にかぶりつくようにして、おっぱいを飲みます。まれに両方の脇の下に赤ちゃんがくっついているときありますが、片方が他の子であることが多いようです。

マナティに出会う旅

フロリダマナティは米国フロリダ州の沿岸と河川に暮らすが、 フロリダ州クリスタルリバーはマナティに出会える町として知られています。 夏の間は海にいたマナティが冬になって、川の泉の方が水温が高くなるため、 クリスタルリバーに集まってきます。クリスタルリバーではホテルやモーテルに併設した ダイビングショップなどがウォッチングのボートを出しています。 より詳しくは「マナティに会いたい」(東京書籍)をご覧さい。マナティ・ウォッチングのために書かれた書籍です。

マナティの写真

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日本と米国でマナティの写真集を出版し、高く評価をうけている 動物写真家小原玲の写真が展示されています。Webならではの新しい写真表現も開拓し、 写真集とは一味違った楽しみがあります。

マナティの
ストックフォト

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マナティのストックフォトの写真の貸し出しに対応しております。ポスター、カレンダー、雑誌、広告などの用途のストックフォトが充実しております。ストックフォトはキーワードから検索でき、すぐにお探しの写真が見つかると思います。ストックフォトの閲覧には氏名とメールアドレスの登録が必要です。

マナティと人間

マナティ(フロリダマナティ、アメリカマナティ)と人間との共生の 歴史は非常に悲しいものでもあります。 マナティは「優しい巨人(Gentle Giant)」と呼ばれる穏やかな性質の動物です。 体が大きくシャチなどからも狙われにくいのと、草食動物のために他の動物を襲いません。 なのて他の動物を襲うことも襲われることも知らない、もっとも平和な生き方をしてきた動物です。 しかし、肉が美味とのことからかつては食用に乱獲されました。そして生息数は激減しました。 食用の捕獲が禁止となった後には、モーターボートがマナティを襲います。 マナティは呼吸のために水面近くを泳ぐことが多いのですが、その上をスピード出したモーターボートが進むと マナティは避けきれず背中や尾ひれがスクリューで切られてしまいます。 尾ひれを切られたことで泳げなくなって死んでしまうマナティが後を絶ちませんでした。 傷ついたマナティが多く運び込まれたマイアミ水族館で、獣医として働いていた故ジェシー・ホワイト博士がマナティの保護を呼びかけ、 献身的に活動した結果、フロリダのマナティの生息地では「マナティ・サンクチュアリ」や 「マナティ・ゾーン」が設けられ、ボートのスピード制限や立ち入りが制限されるようになりました。 しかし、漁師やレジャーボートの運転手にはアイドリングだけで進むというスピード制限に従わず、 マナティとボートの事故はいまだに多く発生しております。
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マナティに関する書籍

マナティ 夢の人魚(七賢出版)
マナティに会いたい(東京書籍)
マナティ海に暮らす ジェシー・ホワイト(講談社)
Manatee (Chronicle Books)
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マナティに関する
リンク

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Save the Manatee Club (米国の保護団体)
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